■　スレ立て依頼所　■

公務員に特殊勤務手当で１１０億円超支払う―最悪は東大阪市

会計検査院は、全国の１５の道府県とそのエリアにある３３６の市町村が平成１６年度に職
員に支給した特殊勤務手当について調査しました。その結果、病院勤務の職員への「医療業
務手当」や未納の水道料金を督促した職員への「未納整理手当」など、本来の業務でありな
がら給料とは別に職員に支給された手当はあわせて６６９あり、支給総額は１１７億円に上
りました。

調査した自治体の中で、現在もこうした手当を最も多く支給しているのは大阪府東大阪市で、
学校給食の調理員全員にフードカッターなどの器具が危険だとして支給している「給食調理
機器等取扱手当」や、下水道ポンプ場の宿泊勤務の職員に超過勤務手当に加えて支給して
いる「ポンプ作業手当」など１９の手当を支給していました。

一方、兵庫県芦屋市は、雨の日に屋外作業をした職員に支給していた手当について、民間
企業にはなく住民に説明がつかないとして、ことし１月で廃止するなど特殊勤務手当の見直
しを進めている自治体もあります。会計検査院は、各自治体に手当の必要性を点検し、住民
の理解が得られるものに見直すよう求めています。

http://www3.nhk.or.jp/news/2006/10/18/d20061018000158.html