【実話】「サッちゃん」詩碑、モデルの幸子さんも通った幼稚園に

このエントリーをはてなブックマークに追加
1番組の途中ですが名無しです
 芥川賞作家で、昨年3月に亡くなった詩人の阪田寛夫さん作詞の童謡「サッちゃん」
の詩碑が大阪市阿倍野区の南大阪幼稚園にでき、14日除幕式があった。ちっちゃくて
バナナが半分しか食べられない女の子のモデルとなった菊田幸子さん(81)と阪田さんが
76年前に一緒に通った幼稚園。歌の生まれた場所に、子どものほほえましい情景を
伝える詩碑ができあがった。

 碑は縦1.2メートル、横1.8メートルの黒御影石に歌詞が3番まで彫られている。
背景は縦2.5メートル、横11メートルにわたって波のようなコンクリート塀で
色とりどりのタイルがモザイク状に連なる。式では園児60人と関係者が声を合わせて
「サッちゃん」を歌い、祝った。

 生き生きした子どもの様子をつづった歌を忘れないでほしい、と有志が計画。募金を呼びかけ
同窓生やゆかりの作家、ファンら約800人から、目標の倍近い約800万円が集まった。

 募金にはさまざまな思いがこもる。

 札幌市の棟方淑子さん(71)は、長男の妻の幸子さんを去年47歳の若さで亡くした。
「その晩、『サッちゃん』を何十回も歌い、しのびました。歌に流れる優しさに癒やされました」と寄せた。

 子どものころ「阪田おじちゃん」と家が近かった文筆家の阿川佐和子さんは「子どもってこうだよね
と詩碑を見ると元気になれそう」と話す。

 阪田さんの次女で宝塚歌劇団の元トップスター大浦みずきさんは「歌がこんなに愛され
形に残り、父は幸せ者です」としのんだ。

http://www.asahi.com/culture/update/1016/015.html
2○^* ◆MAXXnewD3.
(ノД`、)