欧州選手権予選クロアチア戦の惨敗やRマドリードMFベッカムの代表外しで批判の渦中にある、
イングランド代表スティーブ・マクラーレン監督(45)が追い込まれた。同監督がマンチェスターUのコーチを務めた
99年からの3年間、ベッカムとともに所属したGKボスニッチ(無所属)が、ベッカム外しの理由は性格の不一致だと暴露。
またトラブル処理専門家として雇ったクリフォード広報も、愛想を尽かし辞任した。
英ラジオ局トーク・スポーツの取材に、ボスニッチは同監督とベッカムの仲が悪かったと告白した。
ボスニッチ「2人はウマが合わなかった。どちらかと言えばマクラーレンに問題があった。でも今や彼は代表監督。
たとえ選手と性格が合わなくても、世界最高のMFがメンバーにさえ入らないのはおかしい」。
さらに4年契約を結んだばかりのクリフォード広報も去った。「協会(FA)の制限が多すぎる。
本人とゆっくり話す時間もない」と同広報。ただ決裂の真の理由は同広報が企画した米国研修を、
同監督がFAの顔を立ててキャンセルしたことだと英各紙は報じた。
英紙サンが2万4000人に行った再アンケートでは、90%がベッカム復帰を求めた。
マクラーレン監督は四面楚歌(そか)の状態だ。
http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=sports&d=20061015&a=20061015-00000022-nks-spo