中国の地下水管理水準、先進国から少なくとも10年の遅れ
中国地質調査局水文地質環境部主任・殷躍平氏によると、中国の水資源は逼迫しており、
すでに経済の持続的発展にとって急所になっているという。
改革開放以来、中国は全力で地下水資源の開発と利用に邁進してきたが、
その管理水準は、先進国と比較して10年から20年遅れているという。
これには三つの原因があり、第一に地下水脈の管理体制が粗悪であること、
第二に汚水処理に関しての認識と、コストが商業ベースにのっていないこと、
第三に地下水の自動観測基準が劣悪であることだという。
殷躍平氏は、先進国にならって中国の現状経験を分析研究し、
中国の地下水管理水準を上げることが重要との認識を示した。それにより
「10月9日から13日の間、第34回国際水資源地質シンポジウムが北京で開催され、
世界の国・地域56から代表140人が集い、地下水とその水脈管理などの議題9項目について討論した」
と述べた。
http://www.epochtimes.jp/jp/2006/10/html/d85070.html 50年ぶりの干害により水不足に追い打ちをかけられた中国
http://www.epochtimes.jp/jp/2006/10/img/m37610.jpg