自民、民主「統一候補」へ傾く
佐藤栄佐久前知事の辞任に伴い11月12日投票で行われる出直し知事選は、
26日の告示まであと2週間に迫った12日、自民党県連が国会議員からの擁立
を断念する方針を決定、非自民の支持も期待できる女性弁護士か元郵政官僚の
擁立に向けて一歩踏み出した。週明けにも正式決定したい意向。
一方、民主、社民両党など連携する4団体も独自の候補絞り込みができず、民主
党国会議員団には自民との全面対決回避を探る意見が強まった。自民と共通す
る候補者名も選択肢の中にあり、統一候補への流れが現実味を帯びてきた。しかし、
擁立論のある岩城光英参院議員(56)ら自民党参院は選考手法に反発。民主党の
増子輝彦元衆院議員(59)も後援会で意欲を示し、党方針とのねじれが強まった。
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