マカフィーは6日、2006年9月に日本国内で流行したウイルスと不審なプログラムのランキングをまとめた。
同社製品の顧客4万5,000社、135万台以上のPCで捕捉した情報をもとにランキングを算出した。
ウイルスの検知企業数によるランキングでは、キーボードの入力内容などを外部に送信する
プログラムをインストールする「VBS/Psyme」(1,050社)が先月の2位からトップに上昇。
以下は、2000年頃に流行したウイルス「VBS/LoveLetter@MM」(939社)、トロイの木馬「JS/Wonka」(843社)と続いた。
9位には、大量メール送信型の「W32/Stration@MM」がランクイン。
W32/Stration@MMは、これ以外でも一定数の亜種が発生しているが、
「ほとんどがセキュリティ対策ソフトで検知されないことを確認してから配布されているため、
添付型ウイルスとはいえ感染の可能性がある」(マカフィー)としている。
不審なプログラムでは、ツールバーを組み込むブラウザプラグイン「MySearch」が1,011社で、
2位のアドウェア「Gain」(753社)を抑えてトップ。3位は、セキュリティ対策ソフトを装って、
実際には存在しない脅威を警告してユーザーにソフトの購入を促す「Winfixer」(695社)だった。
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2006/10/11/13584.html