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234巫女
自民党無派閥議員に派閥回帰の動き

自民党無派閥議員の派閥入りの動きが目立っている。総裁選前後から森、津島、古賀、伊吹、
高村5派に無派閥議員が新たに入会した。小泉純一郎前首相は昨秋の衆院選で無派閥新人議員を大量に誕生させ、
「脱派閥」を色濃く打ち出したが、安倍晋三首相は派閥バランスに配慮した閣僚人事を行ったため、
党内に「派閥回帰」現象が起きている。首相が郵政造反組の復党に前向きな姿勢を示していることも、
無派閥議員の不安をあおっているようだ。

最大派閥の森派は12日の総会で、竹中平蔵前総務相の参院議員辞職に伴い繰り上げ当選した神取忍参院議員と、
無派閥の福島啓史郎参院議員の入会を決めた。

1月に新人議員が大量入会して以降、会長の森喜朗元首相は他派からの批判を避けるため入会を制限してきた。
福島氏についても森氏は難色を示したが、安倍首相が強く要請。同派が選挙戦で支えた神取氏と合わせて入会に踏み切った。

第2派閥の津島派には4日、鳩山邦夫元文相と、同氏に近い戸井田徹、馬渡龍治両衆院議員が入会した。
鳩山氏は自民党を離党した93年まで、同派前身の竹下、小渕派に所属していた事情も考慮された。
ただ総裁選で一時は出馬の意欲を示したため、額賀福志郎会長代理を「総裁候補」に押す中堅、若手間で、
鳩山氏への警戒心が根強い。

古賀、伊吹、高村の3派もそれぞれ1人ずつ加入。新人に対し「無派閥」を強く勧めた武部勤前幹事長が安倍政権誕生を機に山崎派に復帰したため、
無派閥議員の結束力は低下している。
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/news/20061013k0000m010118000c.html