朝日新聞「北朝鮮、地下核実験に成功」 どこの国の新聞ですか?

このエントリーをはてなブックマークに追加
653番組の途中ですが名無しです
asahi.comに急遽掲載された【社説】

---------------------------------------------------
北朝鮮の核実験 いまこそ日朝友好のとき


 9日、北朝鮮で核実験が行われた。幸いなことに実験は無事成功し、放射能漏れのような危険はまったくなかったということでほっと胸をなで下ろす。

 今回の北朝鮮の核実験は国際的な批判を受けている。以前とは異なり事前通達をしているとはいえ、この実験の強行は国際社会での孤立感を深める結果となりかねない。

 だが、北朝鮮の核実験の批判を一番声高に行っているアメリカは世界で最大の核保有国である。その批判には単なる核拡散防止のためだけでく、様々な利害関係を巡る駆け引きが見え隠れする。

 アメリカは「正義のため、民主主義のため」の旗印(はたじるし)の下、イラクにおいて第二次湾岸戦争を開戦した。しかし、大量破壊兵器は一向に発見されず、戦争の後に残ったのはイラク国内の混乱だけである。

 今回の北朝鮮の核実験は無謀と言えるかも知れない。なぜなら、イラクのときのようにアメリカが「正義のため」に国連を無視して自ら行動を起こす可能性があるからだ。

 今回の北朝鮮の一連の行動はこのような恐ろしい結果を引き起こすことが考えられるにも関わらず、なぜ北朝鮮は核実験を断行したのであろうか。冷静に考えてみると違う一面が見えてくる。

 北朝鮮はアメリカとの直接対話を望んできたのに対し、アメリカは六カ国協議内での対話を求めこれを拒否していた。そして六カ国協議のテーブルに着かない北朝鮮に対し、アメリカは金融制裁などの強硬路線で締め付けてきた。

 北朝鮮は六カ国協議に参加しないと言ってるのではなく、アメリカとの直接対話の後に六カ国会議をしたいと言っているにも関わらずだ。