■2chにおけるネトウヨの衰退振り \(^o^)/ワラエル!■
2chにおけるウヨ主流派の遍歴
▲「大東亜戦争はアジア解放戦争だった」
1999-2000年ごろ。解放史観を前面に出す小林よしのりの『戦争論』が出版されて1年足らず。
それにしてもこのウヨら、ノリノリである。「大東亜戦争肯定派外国人を語る」などのスレッドが
世界史板や極東板でシリーズ化される。
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▲「大東亜戦争はABCD包囲網による資源禁輸を打破するための自存自衛のための戦争だった」
2000-2002ごろ。「つくる会」の出版しようとした教科書が
>>377のようにボコボコに論破される。
つくる会は内容を大幅に譲歩。奇しくも同時多発テロが起こり、「中東に干渉したアメリカ=解放戦争=悪」、
「しかし自衛戦争ならば=善」という構図がウヨ界に浸透してゆく。
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▲「大東亜戦争は列強の帝国主義同士の争いだった。戦前の日本は民主主義国家だった」
2002-2004年ごろ。読売が2002年8月15日付けで「あの戦争は欧米の領土に侵攻した、帝国主義同士の戦争だった」
という旨の社説を発表。2chのウヨたちに大きな反響を与え、
「あいつも悪いことやってるんだから俺は悪くない」という、伝統的ウヨのいう
「公共精神」などを破壊しそうな自家中毒な倫理観が台頭してくる。奇しくも街宣右翼=朝鮮系といううわさがながれ、
つまり彼らにとって歴史観を共有してきたはずの街宣右翼は完全な”敵”となる。
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▲「戦前の日本はナチスとは違う。むしろ民主主義国家だった」
2004-2006現在。「20世紀最大の捏造 ホロコースト」や「世界史に見る日本の異民族統治」や
「ファシズム体制を語り尽くそう」や「当時の日本がファシズムならばイギリスもファシズムだ」
など、イデオロギーに関するスレッドが世界史板に乱立する。
2003年のイラク戦争で強まった「民主主義の侵略(解放)は善」というロジックにポチウヨが
順応した結果だろう。「大東亜戦争は列強の帝国主義同士の争いだった」というロジックで
倫理的劣等感を払拭しつつ、「民主主義vsファシズムの戦い」というイデオロギーにおける
倫理的劣等感も、「日本はホロコーストやってない」「日本は独裁国家ではなかった」
として払拭しようと運動中。