創立100周年を迎えた埼玉県立川越高校。毎年9月に行われる「くすのき祭」は
今年で59回目を数える。高い進学率を誇る県下きっての伝統男子校の文化祭。
川越駅を降りると、オレンジ色のはっぴを身にまとった男子生徒が声を枯らして
「くすのき祭直行バス」を案内する。
川越高校行きではなく、あくまでも「くすのき祭行き」臨時直行バスが運行されているのだ。
たくさんの来場者が集まる同文化祭のなかでも、エンターテインメント名物として名高いのが
男子シンクロ公演。2001年夏に公開され話題をさらった映画「ウォーター・ボーイズ」は
ここ川越高校がモデルになっている。その後、テレビドラマ化、全国高校ウォーター・ボーイズ
選手権開催など、男子シンクロのブームの火付け役になった。
初回公演は1986年。プールサイドでの出店の出し物の一貫としてスタートしたという
「余興」は「芸術」へと進化。19代目となる「ウォーター・ボーイズ」たちが演技を披露した。
http://special.msn.co.jp/2006/10/02/b_1.html