「オタク化」するアメリカ 日本人と米国人が相次ぎ刊行
「オタク化するアメリカ」の表と裏を伝える2冊が、相次いで刊行された。
堀淵清治著『萌(も)えるアメリカ〜米国人はいかにしてMANGAを読むようになったか』は、かの地で
20年前に日本マンガの翻訳出版をする会社を設立した著者のビジネス奮戦記。
一方、パトリック・マシアス著『オタク・イン・USA 愛と誤解のAnime輸入史』(町山智浩編・訳)は受け
手の視点から描く。著者は、6歳でゴジラのとりこになり、深作欣二の仁義なきSF映画「宇宙からの
メッセージ」に「スター・ウォーズよりスゲエ!」とぶっ飛んだ72年生まれの米国人。
地球を守る「ガッチャマン」が宇宙パトロールに改変されたとか、寒いギャグ満載の「ウルトラセブン」吹き
替え版とか、紹介される事例はおかしいやら悲しいやら。
海の向こうでも「オタク」の情熱は燃え上がる。
美少女アニメ好きのネオナチ・ガールら、最終章「USAオタク列伝」の濃さ(と痛さ)にはクラクラする。
http://book.asahi.com/clip/TKY200610030195.html なぜかネオナチ批判に(*゚Д゚) ムホムホ