現在、活躍中の県出身Jリーガーがほとんどいないこともあり、
同協会は「将来、日の丸を背負う選手が出てくれれば」と期待している。
日本サッカー協会(JFA)によると、
中学生クラスの定期リーグを全県単位で導入するのは全国で初めてという。
リーグの導入は三年前から、JFAが海外の事例を参考に推奨。
県協会は今年六月、第三種(15歳以下)委員会(末角賢委員長)で
本格的な検討に入った。
最大の問題は移動や会場使用に伴う経費だったが、
県域が狭いことでチームが少なく、
交通費も比較的少額ですむことなどから安定開催が可能と判断した。
リーグは2期制を採用。
14歳以下の「フレッシュリーグ」(十月―翌年二月)、
15歳以下の「ウルトラリーグ」(五―八月)を設け、
それぞれJリーグを参考に3部までつくる。
ともにトップの1部と続く2部は各8チームで構成、総当たり戦を行う。
3部は残ったチームを8地域に分け、各頂点を競う。
成績は既存の県大会などの出場権に反映されるほか、
最終順位によって各部のチームが入れ替わる。
成果が楽しみ
JFA技術委員会・布啓一郎副委員長の話 一発勝負のトーナメントに比べ、
リーグ戦は戦術的に試行錯誤が可能で、高い育成効果が見込める。
今回の香川の取り組みは全国のモデルにもなりうる好事例。成果が楽しみだ。
ttp://www.shikoku-np.co.jp/sports/local/article.aspx?id=20060920000079