>>446 桃種スレで結論は出てる。
1.同人臭い
2.使い古された設定
3.ヲタに媚び過ぎ
つまり頻繁に出てくる「ヲタじゃないけど」「アニメはあまり見ないけど」ローゼンにはハマったというような層を取り込めない。
ローゼンも設定は破たんしてるし絵柄も特異ではないが、やはり構想の斬新さがアニメに飽きたアニヲタとアニメを見ない非アニヲタを引き付けたんです。
昨今の萌えアニメのように無理にエロを織込んで視聴者に媚びなかった事も妄想を掻立てたのです。
これが多大な二次創作につながり、ファンの裾野を広げたという事もあります。
桃種がこのような名作を世に出すのは最初で最後かもしれません。
その証拠に過去作であるディアースを始め、現在連載中のゾンビやしゅごにはファンが流れていません。
他の人気作家ではあまり考えられない状況です。
ではなぜ不用意の名作とも言えるローゼンメイデンが生み出されたのかと言うと、
バースという超マイナー誌に読切り作品として出した事が斬新的すぎる構想を形にできた理由でしょう。
もし担当者が間違って最終ページに「連載」と入れなければ簡単に忘れ去られた塵のような作品で終わったでしょう。
次に大きな要因としては、やはり松尾監督とノーマッドの存在があります。
目の超えたアニメファンには惨々な評価をされていますが、彼等との化学変化が無ければここまで魅力的な作品にならなかった事は間違いありません。
これも超マイナー誌に駆出し作家が出した、人気はまだ出ていない作品であった事が彼等の創作に自由を与えた結果でもあります。