バドワイザーが参加型娯楽サイトを開設 CM投稿募集も
バドワイザーで知られる米最大のビール会社、アンハイザー・ブッシュが
、来年2月に7チャンネルからなるエンターテインメント・ウェブサイト「Bud.TV」の
運営を開始すると発表した。動画の投稿など参加型サイトの運営で、20代の消費者を取り込むのが狙いだ。
チャンネルの1つ「Bud Tube」では、一般からバドワイザーのCMを投稿してもらうが、
自ら行う宣伝は一切なし。グローバル・マーケティング担当のトニー・ポンテュロさんは
「販売促進戦略の一環だが、あくまで楽しんでもらうためのもの」と話す。
「Bud Tube」のほか、1970年代にはやったカップル誕生ふうのリアリティー番組、
コメディアン志願者によるショー、おもしろい出来事を中心にしたニュース
「ハッピー・アワー」などのチャンネルで構成される。
サイト設立経費は3000万ドル(約34億5000万円)。
運営にはオンライン広告費のほか従来のケーブルテレビ、深夜放送テレビ向け広告費の一部が回される。
これにより、アンハイザー・ブッシュの年間6億ドルの広告費のうち、
来年はオンライン広告費が10%程度を占めるようになるという。
<USA TODAY>
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/it/internet/19374/