【靖国など】中国「中日関係の改善と発展のため適切に努力するよう希望」とコメント-安部新総裁選出について
安倍新総裁:中国が「中日関係改善の努力希望」とコメント
中国外務省の秦剛副報道局長は20日、安倍晋三自民党総裁選出について
「我々は自民党の新指導者が言行を一致させ、中日関係の改善と発展のため適切に努力するよう希望する」とのコメントを発表した。
安倍氏は中韓など近隣諸国との信頼関係強化を政権構想に掲げており、
中国側はこれを実行に移すよう念押しする一方、靖国神社への参拝中止を念頭に「適切な努力」を求めた形だ。
ただ、短行で抽象的なコメントにとどめており、安倍氏が今後どのような政治手腕を発揮するか見極めたいとの判断があるようだ。
中国指導部は8月の小泉首相の靖国神社参拝以後も、日中関係の改善を「双方の努力で」進めると表明するなど、
関係改善へ前向きな姿勢を示している。国営新華社通信も同日、自民党総裁選の結果の速報で
「新総裁選出は小泉純一郎首相の任期終了を意味する」と強調し、日本の指導者交代を
関係改善の契機にしたい期待を示唆した。
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/afro-ocea/news/20060921k0000m030140000c.html