南河内町(現・下野市)の運送会社「東武運輸栃木」(当時)で2004年10月、
約5億4250万円が強奪された事件で、中国人側で事件を主導したと見られる
「高野(たかの)」と呼ばれる男(36)が、事件直後に中国に逃亡した後、
昨年まで数回にわたって来日していたことが26日、
県警と警視庁の合同捜査本部の調べで分かった。
「高野」は、飛行機で主に成田―北京間を行き来していたが、
05年5月を最後に来日していない。捜査本部は、
中国に潜伏している可能性が高いと見て
、同時に強盗容疑で逮捕状を取った中国人実行犯の20歳代の男とともに、
早ければ週末までに、国際刑事警察機構(ICPO)に国際手配する方針だ。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tochigi/news001.htm