安全操業求める陳情も
与那国町議会(東浜功一議長)は23日午後、臨時議会を開き、
台湾軍の軍事訓練区域設定に関する問題解決を求める意見書と、
町漁協(入慶田本長明組合長)が提出していた安全操業確保を求める
陳情をいずれも全会一致で採択した。
町議会は週明け、外間守吉町長と入慶田本組合長がともに、
関係省庁と県、県議会へ要請行動を行う。
同議会は意見書の中で「台湾軍の軍事訓練区域の設定によって、
町民生活が再び影響を受けることがないよう、台湾側への働きかけと
問題解決を求める」と述べている。
防空識別圏(ADIZ)の問題にも言及した。
同漁協の陳情は、軍事訓練区域の設定だけでなく、
同漁協所属の漁船に対する台湾当局の取り締まりにも抗議の意志を示し、
「漁業者の安全操業の確保を関係各位に強く要請するよう切望する」とした。
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