[社説]統一教の本社乱入、国民の知る権利に対するテロ
AUGUST 24, 2006 03:01
世界平和統一家庭連合(統一教)の信徒約700人が一昨日、本社の忠正路
(チュンジョンロ)社屋ビルに乱入し、暴力を振るい、器物を破損したことは、
言論の自由と国民の知る権利に対する重大な威嚇である。本社発行の月刊
誌「新東亜(シンドンア)」9月号に掲載された記事「大解剖・統一教王国」を不
満に思った統一教の信徒が本社社屋で8時間半にもわたって暴力を振るい、
雑誌製作を妨害したことは、「世界の平和」をうたう宗教団体の人たちの行為
とは言えまい。
統一教の信徒らは「新東亜」の記者らのパソコンや事務室の用具を壊し、当
の記事を書いたチョ・ソンシク記者の取材書類を奪った。信徒らは「東亜日報
の輪転機に砂をかける」と脅し、さらにはチョ記者の携帯電話には「殺す」とい
う脅迫じみたメッセージを200件も送った。また、その一部始終を取材してい
た本紙写真部のカン・ビョンギ記者とCBSの金ジェピョン記者は信徒からの
脅しと暴力を受けた。
(以下略)
http://japan.donga.com/srv/service.php3?bicode=080000&biid=2006082489308