豪紙「アニメが世界を支配する」

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1番組の途中ですが名無しです
フィリップブロフィーによる本が日本アニメの特有の魅力に
特有の魅力を語っているとカフ・リドーは書く。

日本文化の輸出品は昔は茶道と禅が主流であったが、
アニメとマンガ本は長い間それに取って代わりかけている。
2003年、(日本の)アニメは世界で放送されているすべてのアニメーションの
60パーセントを占めた。そしてその産業は10兆円を超える怪物エンターテインメントになると
予想されている。(1150億ドル).
しかしそれはほんの15年前までは安っぽいビデオの隙間産業だった。
何がうまく行ったのか?ブレイクスルーポケモンや遊戯王のようなTVシリーズや
オオトモカツヒロの「アキラ」や宮崎駿のオスカー賞作「千と千尋の神隠し」
のような長編映画がその役割の一役を担ったと言われている。
10年前からアニメは世界的な観客をビデオ店とインターネットを通して育ててきた。
人々は豪華な作画やテーマの成熟したストーリーに反応してきた。
それは極度に単純化された善対悪のハリウッド映画の観客への魅力的な解毒剤である。
SFやファンタジー、冒険やロマンティックコメディと言ったジャンルは
日本人の感性を通して浄化されてきた。
100本のアニメに関する新しい本は、この文化的な理念の衝突について調査する。
メルボルン映画会社、作家、理論家、とアニメファンであるフィリップブロフィー
によって書かれたこの本は地味なイラストが入っており学術的な大著であり
アニメの魅力を啓蒙しようとはしない。
「100本のアニメ」は通例の文学批評とテキスト分析を避け、
アニメの感覚的で魅力的な生き生きした描写
もっと正確に言えば、ブロフィーの性急な議論は新しいアニメ鑑賞方法と
その限界を超え、魅力的でとらえどころのない複雑さを受け入れるための
個人的な宣言のように読める。

(続く)>>2-10
http://www.theaustralian.news.com.au/story/0,20876,20140306-16947,00.html