「かにの家」の塚田貴丸君、行方不明から10年

米沢市口田沢の心身障害者作業所「かにの家」に通っていた塚田貴丸君（当時１８歳）が
行方不明になってから、６日でまる１０年を迎えた。
捜索活動を続けてきた家族らは、この日も現場近くの山林を捜索してチラシ配りを行うなど、
貴丸君につながる手がかりを懸命に探し求めた。

貴丸君は、１９９６年８月６日午前、作業所近くの畑で行っていた草取りの途中でいなくなっているのを、指導員が気づいた。
貴丸君は当時、身長１メートル７５のやせ形でスポーツ刈り。
右前歯が欠け、黒い長靴を履いていた。
作業所には１週間以内に約１００件の目撃情報が寄せられたが、発見には至らなかった。

「人見知りしない性格なので事件に巻き込まれた可能性もある。ささいな情報でもいいから教えて欲しい」と訴える。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamagata/news001.htm

行方不明の2