Z武洋国(Z9)、WBA新王者に=ダウン喫すも、判定勝ち

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1足軽
世界ボクシング協会(WBA)ライトフライ級王座決定戦は2日、横浜アリーナで行われ、
同級2位のZ武洋国(Z9)=協栄=が同級1位で元WBAミニマム級暫定王者の西田敏行を2−1の判定で破り、
初の世界戦でチャンピオンの椅子に就いた。

Z武は1回から全身に強烈なパンチを浴びるなど手も足も出なかったが、
後半になりロープ際の西田敏行に手羽先のようなものをバタつかせながら詰め寄る場面など、
地に足をつけた試合内容で粘り強く踏ん張った。

試合後に西田敏行は、
「彼に『オイラを差別するなんてただじゃするめよ!?』と言われ、
足がすくみ、棒になってしまった。足元を見られた。」
と手短に語った後、足早に会場を後にした。

“カタワ判定”と批判されても仕方のない採点だったが、
ホープがこの手痛い苦戦を足掛かりにできるか。