国指定重要無形民俗文化財「滑川のネブタ流し」は三十一日、滑
川市中川原の通称「和田の浜」で行われ、海を照らし出す大たいま
つの火が神秘的な光景を描いた。
青森県のネブタなどと同じ盆迎え行事で、大たいまつとともに、邪
気や穢(けが)れを流すとされる。
今年は同市中川原、常盤町、吾妻町、寺家小から九基が参加。
午後六時半、中屋久孝市教育長が点火した大たいまつは、木枠に
載せられて海上に引き出され、厳かな雰囲気を醸し出した。
海岸には約三百人の市民が訪れ、夏の風物詩を堪能した。
そーす
http://www.toyama.hokkoku.co.jp/_today/T20060801002.htm