公約見直しで県議会紛糾 嘉田滋賀知事答弁に
滋賀県の嘉田由紀子知事は31日午後、滋賀県議会の代表質問で、知事選のマニフェスト
(公約集)に掲げた小中学校の少人数学級の実施について、予想より大規模な予算が必要だとして
「一気に、というわけにはいかない」と早期実施が難しいとの見通しを示した。
同日午前、職員と人件費の削減も見直しを表明しており、自民、民主系両会派が「就任早々に
『できない』というのはいかがなものか」とただして議会は紛糾した。
嘉田知事はマニフェストについて「有権者を欺くものではなく、対話を作り上げる政策ツールだ」
と反論、「大きな組織や権力を持たない新人(候補)が限られた情報や時間で作成した。一定の
見直しが必要な場合も出てくる」と答弁した。
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