王宮の戦士ライアン

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1足軽
『砂漠の夢』


とうとうその町が世界一の商業の街へと発展したと聞き、導かれし者たちもさっそくそれを祝いにやって来た。
以前はただの砂漠だったこの土地が、今はどうだろう。立ち並ぶ店、店。
軒先には舶来の武具や薬類、アクセサリーが置かれ、商人たちの呼び声も活気にあふれている。

「よし、今日は自由行動にしよう。みんな買い物でもするといい」
勇者がそう言うと、まず女たちが歓声を上げながら駆けていった。クリフトは教会の方へゆき、勇者は防具屋の主人に声をかけている。
その様子を遠目に見ながら、ライアンはひげをふるわせて大きく息を吐いた。
これは思ってもいないチャンスではないか。今日こそ、今日こそ。トルネコ殿をデートに誘おう! 2人で町中を歩き、買い物をし、2人できれいなものを見て、2人でおいしいものを食べて。
勇気を出してライアンは顔を上げた。
「ト、トルネ……!」
しかしそこにはすでに1人も仲間たちの姿はなかった。
往来をたくさんの鎧を積んだ馬車や正義のそろばんを抱えた商人が行き来し、不思議そうにライアンを見た。
ライアンはせきばらいをすると、そそくさと歩き出した。
遅かったか。しかし、早くトルネコ殿を探してデートを申しこまねば、日が暮れてしまう。

2足軽:2006/07/30(日) 12:23:33 ID:ibNlX0G20
本業が商人のトルネコのことだから熱心に見物しているのだろうと思ったが、いくら探してもあの愛くるしく太った姿は見当たらない。
ふいに、嫌な予感がライアンのとさかをよぎった。
さっきから同様にブライ殿の姿も見えない。もしや、2人で……。
必死にその考えを拭い去ろうとしたがそれもできぬまま、ライアンはとうとう最後に1ヶ所だけ探していない場所にたどり着いてしまった。
そこは宿屋だった。
「もし。少し尋ねたいのだが、さきほどここに、……そのう、勇ましいヒゲを生やした恰幅のいい紳士が来なかったか」
「ええと……その人かどうかわかりませんが、何だかすごく太ったひょうきんな感じの人なら来ましたよ。おじいさんと一緒に」
「何だと!?」
ライアンが目を見開いて大声を出すと、宿の受けつけの女はすくみ上がって悲鳴を上げた。瞬時に女の足元に水溜りが広がった。
「その男性はどこだ、どこにいる!? 早く言わぬか、どこにいるのだ拙者の愛しい人は!!」
「ひ、ひ、火の鳥の間に、お、おお、お通し、しました、た、こ、この、つつつ突き当りの右の、お部屋で、です、」
ライアンは駆けた。背後で、誰かが気を失ってどさりと倒れるような音がした。

3陸奥:2006/07/30(日) 12:23:38 ID:0RnzagLv0
「lv1っすかw」
4番組の途中ですが名無しです:2006/07/30(日) 12:23:40 ID:XJVweUbc0
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    ノ          \
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 ヽ    -一''''''"~~``'ー--、   -一'''''''ー-、.    
  ヽ ____(⌒)(⌒)⌒) )  (⌒_(⌒)⌒)⌒))
5足軽:2006/07/30(日) 12:23:48 ID:ibNlX0G20
火の鳥の間の赤い扉の前に立つと、ライアンはその戸を叩こうとしたが、ふいに考え直して耳を澄ませてみた。
声が聞こえる。
「ブライさん、ダメですよ、ブライさん」
「さんはいらんよ、さんは……」
声は熱い。ライアンは自分の体までが燃えるように熱くなるのを感じた。中で何を。2人は何を。
鍵をかける間すらもどかしかったのか、扉に鍵はかかっていなかった。大きい体を小さくかがめて、ライアンは小さく扉を開きその間から覗く。
そこにはこの世の終わりのような光景が広がっていた。
ブライは服を着ていたがトルネコは半裸だった。2人はダブルベッドの上で上になったり下になったりしている。
そしてブライがずっとトルネコのたわわな乳房をもみ続けているのだ。トルネコはブライにされるがままに体をしならせ、声を上げる。
時おりブライはトルネコの乳を吸った。トルネコのまるい頬にすうっと赤みが差し、吐息が愛しい鼻ヒゲをゆらす。
ただそれだけの行為が、えんえんと繰り広げられていた。ブライはトルネコの乳房を求め、トルネコはブライの愛撫を求めていた。

ライアンは扉を閉じた。すべてウソだと誰かに言って欲しかった。ウソだ。ウソに決まっている。
「……違う、拙者の知っているトルネコ殿はあのような淫らなお人ではない……もっと清らかで、高貴で、……」
すべて信じられなくなった。すべて。世界を救うという勇者も、バトランド王も。
ライアンは咆哮を上げながら宿を飛び出した。街を駆けぬけ、砂漠を越え、海に飛び込んだ。そしてがむしゃらに泳いだ。
このままどこまでも泳いでいけば、そこにトルネコ殿と2人きりの楽園があるかもしれない、そんな気がした。


       ――――完――――
6財務省:2006/07/30(日) 12:25:37 ID:fJ50av600 BE:64019232-BRZ(1000)
クリフトのてつのやり美味しい

ってマンガ描けよ誰か
7番組の途中ですが名無しです:2006/07/30(日) 12:26:03 ID:w0uWCNij0
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    / `ー(Ω)-ヘ     / `ー(Ω)-' ヽ   ヽ::三(又)三/
   i ,イ=    ヽ i    l ,イ     ! l    /:`ー(Ω)-':ヽ
   U |三    ,ノU    U ヽ,,   ,,ノU    Ui::::::::::::::::::!U
  ⊂ニヽ ,r-、 イ     ⊂ニ| ,r-、 |     ⊂ヽ::::::::::::/
     (,ノ  ヽ,)       ∪  ∪       ∪⌒∪
8ヒトモドキ:2006/07/30(日) 12:26:14 ID:qB2aZ6cM0
アッー!
9急にボールがきたので...:2006/07/30(日) 12:26:33 ID:r1b9ohhc0
マーニャとミネアにおっぱいサンドイッチされたい
10巨砲:2006/07/30(日) 12:26:49 ID:bxxieptQ0 BE:77631539-2BP(117)
40点
オチをしっかり
11惑星衝突:2006/07/30(日) 12:27:59 ID:sVpm7/bX0
^^;
12財務省:2006/07/30(日) 12:28:14 ID:fJ50av600 BE:512150786-BRZ(1000)
アリーナvsいたずらもぐら
13すっぽんぽん:2006/07/30(日) 12:28:53 ID:N+Y7hl0AO
お灸戦士ライアン
14冷めたピザ:2006/07/30(日) 12:28:57 ID:0naRikqQO
>>1
ライアンていうかFF6のカイエンみたいになってるな。
拙者って。
15無双 ◆musouvu6yE :2006/07/30(日) 12:28:59 ID:QkbScb3I0 BE:19580797-BRZ(2360)
そしてブライがずっとトルネコのたわわな乳房をもみ続けているのだ。トルネコはブライにされるがままに体をしならせ、声を上げる。


ここで吹いたw
16本能的に長寿タイプ:2006/07/30(日) 12:30:18 ID:xPEsQd0Q0
アリーナたんは小柄でさほど筋肉ついてるようにも見えないけど
なんであんなに強いの?
17また大阪か:2006/07/30(日) 12:30:24 ID:RfNe46Dz0
キラーピアスのアリーナのせいで出番なしです
18財務省:2006/07/30(日) 12:30:32 ID:fJ50av600 BE:426792858-BRZ(1000)
神官カリフト
19よろしくお願いします:2006/07/30(日) 12:30:36 ID:fG8510UT0
久しぶりだな
ライアン池沼スレ
20また大阪か:2006/07/30(日) 12:32:31 ID:RfNe46Dz0
鉄格子越しにパフパフできるアレクスの嫁の乳は異常
21平社員:2006/07/30(日) 13:01:45 ID:0naRikqQO
「旦那様…」
サンチョのあまいいきが耳をくすぐる。
かまわずにパパスは灼熱の炎を浴びたかのような股間のこんぼうをギガスラッシュ。
「ああっ…」
もはやそれははがねのつるぎ、貫かれる快感にサンチョは身をよじった。
目の前をいてつくはどうが駆け巡る。
「旦那様、旦那様!」
パパスはまるでドラゴラム、龍か鬼神のごとく荒々しくハッスルダンスを踊る。
一国の国王ではなく、ただ欲望という名の魔物を操るまものつかいだった。
パパスの指はレミラーマ、サンチョの性感を巧みにきゅうしょづきする。
ついにアパカム、開ききったその中にライデインが炸裂する。
「ぬわーーー!」
22腹減った:2006/07/30(日) 22:48:13 ID:+4YZqwS70
 
23a:2006/07/31(月) 01:51:35 ID:jG+tw1kg0
nya
24a:2006/07/31(月) 02:10:37 ID:jG+tw1kg0 BE:230261235-2BP(0)
hoimin
25金太:2006/07/31(月) 14:07:41 ID:SzIhJrkK0
ほもやろう
26殺伐派
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