光ディスク再利用 体制作りへ
http://www3.nhk.or.jp/news/2006/07/30/d20060729000109.html CDやDVDなどの光ディスクは、音楽やゲームそれに記録用として用途が広がっており、
去年は世界で200億枚以上生産され、今後も伸びる見通しです。
しかし、原油価格の高騰で、光ディスク用のポリカーボネートと呼ばれるプラスチックの
価格が3年前の2倍前後まで値上がりし、良質な原料をいかに安く確保できるかが課題となっています。
このため、光ディスクのメーカーや運送会社それに処理業者らが共同で協議会を設立し、
光ディスク専用のリサイクルシステムを作ることになりました。
現在、光ディスクの多くはごみとして廃棄されていますが、新しく作るシステムでは、
使用済みのディスクの回収を各企業に依頼し、集まったディスクを専門の工場に運んでリサイクルします。
また、ディスクには個人情報なども記録されていることから、
回収から処理までの間、情報の管理を徹底するとしています。
協議会では「光ディスクの機密を厳重に守りながら
処理できるシステムを確立し、リサイクルを定着させたい」と話しています。