山陽道の備前(岡山県)-赤穂(赤穂市)IC間で、赤穂浪士討ち入りの陣太鼓の音をアレンジし、
ドライバーに注意を促すユニークな試みがスタートした。高速道のカーブなどで道路に凹凸をつくり、
ドライバーに振動を伝える「薄層舗装」を利用。道路を走ると、「ドン、ドン、ドドド…」と振動が伝わる。
陣太鼓で眠気覚ましをと、死亡事故が相次いだ区間の事故防止策として、関係者が知恵を絞った。
薄層舗装は、ドライバーの眠気覚ましのほか、車のスピードを抑止する効果がある。
山陽道備前-赤穂間付近では、今年に入り、二件の交通死亡事故が続いており、道路管理者の
西日本高速道路社が兵庫県警高速隊と対策を検討。その中で陣太鼓のリズムに注目した。
設置されたのは、事故が続いた東行き車線(赤穂市大津)の約二百五十メートル区間。
薄層舗装の間隔を変えることで、「一打ち二打ち三流れ」と呼ばれる陣太鼓のリズムを再現。
「ドン、ドン、ドドド…」と三回繰り返す。
ただ、「陣太鼓の振動は、制限速度の八十キロを超えると伝わらない」(同社姫路高速道路事務所)という。
区間手前の道路脇には、「討入り太鼓のリズムで、目を覚まそう」の看板を設置した。
同事務所は「特に大型トラックの死亡事故が目立っている。疲れや眠気を感じていたら、
早めにサービスエリアで休んでほしい」と呼びかけている。
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/0000079271.shtml > 「陣太鼓の振動は、制限速度の八十キロを超えると伝わらない」
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