中東の衛星テレビ「アル・ジャジーラ」は27日、国際テロ組織アル・カーイダのナンバー2、
アイマン・ザワヒリ容疑者がレバノン情勢に初めて言及したビデオ声明を放映した。
同容疑者は「(イスラエルによるレバノンへの)爆撃を座視できない。シオニストと十字軍を攻撃し、
殉教者になれ」と述べ、イスラエルや欧米諸国へのテロ攻撃をイスラム教徒に呼びかけた。
イスラム教スンニ派で全イスラム世界での「聖戦」を掲げるアル・カーイダは元来、
イスラエルからの「占領地奪還」という限定的な目標をかかげるシーア派のヒズボラとは、目標が異なる。
ヒズボラ指導者ナスララ師は過去、アル・カーイダが行った2001年の米同時テロを非難している。
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20060728i303.htm?from=main3