教授のコンピュータをハッキングし、ほかの学生の成績を付けたり、
教授の自宅にピザや雑誌、CDを注文したいたずらで、2人の学生が最高1
年間刑務所に拘置される可能性がある。
レナ・チェン被告(20)とジェニファー・ガン被告(19)は、コンピ
ュータへの不正アクセス容疑で軽罪に問われている。2人は米カリフォル
ニア州立大学の学生で、8月21日に裁判所に召喚される予定。
捜査により、教授のネットワークアカウントに無許可のアクセスがあ
り、約300人の学生の成績が付けられたことが明らかになったと検察官の
ロバート・フラティエンヌ氏は語る。
この教授の学内電子メールは、両被告が設けたアカウントに転送され
ていたという。
また検察によると、被告らは大学のシステムで見つけた個人情報を利
用して、食品や雑誌、ブランクCDを注文して教授の自宅に送った疑いが
ある。教授はこれら商品の料金を請求されたが、支払う必要はなかった。
カリフォルニア州立大学はこの教授の氏名の公開を控えている。
ITmedia News:教授のマシンに不正アクセス、ピザ注文の学生起訴
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0607/27/news083.html