日本茶業中央会の「平成18年版 茶関係資料」によると、2005年
の緑茶系飲料に使われた緑茶原料は2万7658トンと試算された。急
須で入れる緑茶などを含めた国内の緑茶消費量はここ数年、10万ト
ン前後で推移していることから、緑茶原料の約3割がペットボトルなど
の飲料用として使われたもよう。
05年の緑茶飲料の生産量は264万5000キロリットル、緑茶など
を使った混合茶飲料の生産量は80万5000キロリットルで、計345
万キロリットルとなる。
原料使用率を緑茶飲料は1%、混合茶飲料は0・15%と推定して、
原料換算し、使用量を割り出した。緑茶飲料は2万6450トン、混合茶
は1208トンが使われたことになる。
06年予測は2万8418トンとさらに使用量が増え、05年からの伸び
率は3%と予想するが、使用量の伸び率はこの10年で最も低く、鈍
化するとみている。 (松本利幸)
鹿児島県茶市場(せん茶約5万5000キロ。キロ・円)
平均 483
安値高値 220 1111
そーす
http://www.chunichi-tokai.co.jp/00/siz/20060726/lcl_____siz_____003.shtml