Japan Public Health Center-based Prospective Studyに参加した
日本人90,542人をプロスペクティブに10年間追跡調査したところ、
毎日または殆ど毎日コーヒーを飲んでいる人は飲んでいない人に比べて
肝細胞癌に50%なりにくいという結果となりました。
2005年2月16日のJ Natl Cancer Inst誌に発表された研究成果です。
肝細胞癌のリスクファクターであるC型肝炎ウイルスまたは
B型肝炎ウイルス陽性の患者に絞って解析した場合でも
コーヒーを飲んでいる人は肝細胞癌になりにくいという結果となりました。
この結果から、日本人においてはコーヒーの摂取量と
肝細胞癌の発現リスクは負の相関があると考えられました。
http://www.biotoday.com/view.cfm?n=6304