東京で4年間暮らし、先日韓国に帰国した某企業の職員がため息をついた。
「子どもたちを4年間日本の学校に通わせた後、韓国に戻ってきたら最悪の成績を取ってくるようになった」と話した。
「一体、何等だったのか?」と聞くと、「恥ずかしくて口にすることもできない」と答えた。
「また日本に戻ることもできないし…。最初から日本に連れて行かず、ソウルで母親と一緒に暮らしながら
韓国の学校に通わせるべきだった」と激しく後悔している様子だった。
中略
簡単に言えば、日本でのんびり暮らしたあと、韓国に戻ってくると、子どもも学校でバカ扱い、
親も社会でバカ扱いされる可能性が高いということだ。
だから東京駐在員の中には帰国前に、家を探すために江南で不動産めぐりをしたり、
帰国前に子どもたちに家庭教師をつけるケースが多いという。
しかしそれも良い方向にも考えられる。
「韓国の子どもたちがこんなに勉強をしているのであれば、20年後には韓国が日本を追い越すことができるだろう」という希望だ。
日本が先進国入りしたのは1960年代。日本の親たちの教育ブームが大きな役割を果たした。
しかし生きることとは何か、幸せとは何であるかと問われれば返答に困る。
それは人間の本質的な側面で、われわれが日本の国民に比べ、明らかに肩の凝る毎日を送っているからだ。
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2006/07/24/20060724000048.html