東京都大田区の市民団体が戦争に協力しない「無防備地域」を宣言する
「無防備平和条例」の制定を求めた直接請求に、大田区議会は臨時区議会を開催し、
同条例案を賛成少数で否決した。
直接請求したのは「大田無防備平和条例の会」。条例制定に必要な有権者の
50分の1を超える1万5720人の署名を集め、7月4日に直接請求していた。
21日に防災安全特別委員会が開かれ、10人の全委員が条例案に反対。
その後の区議会本会議も賛成少数で否決した。
条例案は、無防備地域への攻撃を禁止したジュネーブ条約第1追加議定書などを根拠に、
「無防備」を宣言して区民の生命と財産を守ることなどとしていた。
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/11844/