http://chiebukuro.yahoo.co.jp/service/question_detail.php?queId=8817552 Q
Zガンダムでの話で、
大気圏突入時にモビルスーツ自体はバリュートを使いますが、カミュユはウェーブライダーで、敵のバリュートを打って破壊していっていましたが、あれは反則ではないのでしょうか?
南極条約など、戦争にもルールはあるようですが、大気圏突入時のルールはないのでしょうか?
A
そもそも南極条約締結時には、大気圏突入時の戦闘などは想定外でしたから条項には盛り込まれておりません(シャアが「古今例を見ない」といっています)。南極条約では
1.核兵器(動力源としての核は可)、化学兵器、生物兵器の使用禁止。
2.大質量兵器(コロニー落とし)の使用禁止(ただし、質量兵器全てではなく、衛星ミサイルなどは適用範囲外)。
3.捕虜の人道配慮。
が定められています。
ちなみに、Ζのお話で描かれた「グリプス紛争」は基本的に「地球連邦の内乱」ですから、地球連邦とジオン公国の間で締結された南極条約の規定範囲外です。
また、フライングアーマー(ウェイブライダーはΖガンダム)の運用についていえば、当時のMSが基本的に「バリュートによる突入が主流」だったことを考えれば「想定された運用」と言えるでしょう。
マークツーのフライングアーマーは大気圏突入時、敵バリュートを下(攻撃範囲外)から破壊する為に製作されたとも考えられます。
戦闘行為には「基本的に反則はなし」です(ただし、戦後に戦争犯罪者として裁かれる可能性があります)。