22日午前2時ごろ、長野県上田市平井の同市職員矢島泰雄さん(58)方を、裏山から落ち
てきた縦・横約3メートル、高さ約1・5メートルの岩が直撃、外壁を突き破り、台所に飛び込
んできた。当時、矢島さん方には家族5人がいたが、けが人はなかった。
岩は重さ2トン以上あるとみられ、丸子署では大雨で地盤が緩み、転落してきたと推測して
いる。矢島さん宅から約70メートル上のがけに、岩が崩れた跡があったという。
台所の隣の居間で寝ていた矢島さんの妻良子さんは「バリッという音がして目を覚ました。
気が動転して何が起きたのか分からなかった」と驚いた様子だった。矢島さんの家族は、市
内の旅館に避難した。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20060722i404.htm