終わりのないDVDやソフトの海賊行為にうんざりしたある中国の都市が、
小売業者に偽のディスクを本物と取り替える機会を提供している。
中国の新聞が7月20日に報じた。
China Dailyの報道によると、南京市東部のある企業が、
海賊盤ディスク3枚と引き替えに本物のディスク1枚を渡すキャンペーンを
展開しているという。
ある元海賊盤業者は、2万枚を超えるディスクを引き渡したと報じられている。
報道によると、この業者はキャンペーンに参加した理由を問われて、
「自分の仕事を恥じている。娘はわたしの仕事のことを決して友だちに話さない」
と話した。
この企業は市の支援を得て、このキャンペーンに「数百万元」を
投じているという。
中国政府は中米・中欧関係において問題になってきた著作権侵害を撲滅する
キャンペーンを何度も行っているが、この問題は依然として広範に広がっている。
同国ではたいてい、最新のハリウッド映画が封切りから数日後に路上で
1枚1ドル以下で売られている。
ソース
ttp://www.itmedia.co.jp/news/articles/0607/20/news079.html