衆院議員、鈴木宗男被告(58)=1審有罪判決、控訴審公判中=の元政策秘書で、
受託収賄罪などに問われた多田淳被告(54)の控訴審判決公判が20日、東京高裁で開かれ、
池田修裁判長は懲役2年、執行猶予4年を言い渡した1審・東京地裁判決を支持、多田被告の
控訴を棄却した。
多田被告は「自分はわいろを受け取っていないし、鈴木被告との共謀も存在しない」などと
主張していた。
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判決によると、多田被告は鈴木被告と共謀。平成9−10年、建設会社「島田建設」が北海道
開発局の公共工事を受注できるよう便宜を図る見返りに計600万円を受け取った。また10年、
製材会社「やまりん」が材木を購入できるよう林野庁へ働きかけを依頼され、見返りに
計500万円を受け取るなどした。
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産經新聞
http://www.sankei.co.jp/news/060720/sha053.htm