熱海市長選に猪木兄が出馬
元プロレスラー、アントニオ猪木さん(63)の実兄で会社社長の猪木快守(よしもり)氏(67)が16日、
静岡・熱海市長選(9月10日投開票)に立候補する意思を正式に固め、
スポーツ報知に現在の心境を語った。
日本屈指の観光名所・熱海には、父の別荘があった関係で6歳ごろまで住んでいたという猪木氏。
「3〜4年前、熱海に移住しようとしたら、昔の華やかさは失われ、
落ちぶれてゴーストタウンと化していた。市政も借金だらけで、現状を打破しなければと思った」
出馬を決意するに至った熱い胸の内を明かした。
熱海市は川口市雄市長(69)が4選を目指して立候補を表明しているが、かつては6万人ほどいた人口も、
現在は約4万2000人にまで減少。市債の発行額は400億円ほどにまで膨れあがっており、
猪木氏は「このままでは(財政破たんした)夕張市のようになってしまう」と川口体制に危機感を募らせている。
9月3日の告示日には、出陣式にアントニオ猪木さんが駆けつけ、直々に闘魂を注入する予定だ。
今月19日に熱海市内で記者会見を行い、正式に出馬宣言する。
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20060717-OHT1T00043.htm