米航空宇宙局(NASA)のスペースシャトル・ディスカバリーは米東部時間17日午前9時14分
(日本時間同日午後10時14分)、ケネディ宇宙センターに着陸する予定だ。
ロボットアームに付けたカメラで機体の耐熱材を再点検したところ目立った傷はなく、
帰還準備に入っている。
ディスカバリーは米東部時間15日朝、ドッキングしていた国際宇宙ステーション(ISS)に、
ドイツ人のトーマス・ライター飛行士を残して分離。他の乗組員6人がディスカバリーに搭乗中だ。
ライター飛行士は3月からISSに長期滞在している米ロの2人と、ISS建設本格化に向けた準備を進める。
NASAによると、機体に3系統ある燃料タンクのうち1系統でごく微量の燃料漏れの可能性があるが、
「通常の帰還に使う分には十分に健全だ」としている。
http://www.asahi.com/international/update/0716/010.html