1 :
番組の途中ですが名無しです:
人
{´ウ`}ノ <かわいい!
ノ/速 /
ノ ̄ゝ
俺が「無職」という旅に出てからおよそ10年の月日が経った。
20歳の冬、寒空のもと地方都市のとある工場の事務室片隅からその旅は始まった。
あの頃は堕落を蹴ることに夢中になり
必死で人生を投げ出すことだけを目指した。
そして、ひたすらゲーム、2ch、TV、AVを楽しんだ。
求職票は常に傍らにあった。
この旅がこんなに長くなるとは俺自身思いも寄らなかった。
ハローワークからヤングハローワーク、早期就職支援センター、ヤングジョブカフェ、そしてプロ無職の一員へ。
その後、自分の無職人生の大半を占める人生になった。
無職はどんなときも俺の心の中心にあった。
無職は本当に多くのものを授けてくれた。
喜び、悲しみ、友、そして試練を与えてくれた。
半年ほど前からこのコンビニエンスストア店員を最後に
約10年間過ごしたプロ無職界から引退しようと決めていた。
だから今、俺は、安心して旅立つことができる。
最後にこれだけは伝えたい。
新しい旅はこれから始まる。
これまで一緒にプレーしてきたすべての失業者、関わってきてくれたすべての人々、
そして最後まで信じ応援し続けてきてくれたみんなに、心の底から一言を。
“早く職に就け”