米国・日本が国連の対北朝鮮制裁決議案を協議する過程で韓国が
完全に「仲間外れ」にされていたことと関連し、米国のハドリー大統領
補佐官(国家安全保障担当)が最近、宋旻淳(ソン・ミンスン)大統領府
安保室長と通話し、日本が韓国と相談するだろうと思っていたと説明
していたことが14日、明らかになった。
ハドリー補佐官はしかし、実際には日本が韓国と何の接触も持たな
かったようだと話したという。ただハドリー補佐官は、米日が対北朝鮮
制裁決議案を提出する直前に宋室長がワシントンを訪問した際、こう
した内容を知らせていなかった。
これと関連して政府高位当局者はこの日、記者団に対し、「北朝鮮
がミサイルを発射する前に米日と対北朝鮮制裁決議案を議論していた
ら、問題はさらに複雑化していただろう」とし、米日との協議から外れ
たことはむしろ好都合だったという趣旨の発言を行った。
朝鮮日報 アン・ヨンギュン記者
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2006/07/15/20060715000023.html