学習会:デートDV、みんなで考えよう−−高知小津高で /高知
高知地方法務局などは29日、社会問題となっている夫や恋人からの暴力、
ドメスティック・バイオレンス(DV)についての学習会を高知小津高(高知市城北町)で開いた。
題目は「デートDVって何?」。若い男女間で起きるのをデートDVといい、最近は目立っていることから、高校での開催を企画。
同法務局によると、県内のDV相談数は05年に250件あり、デートDVはそのうち、1、2割を占めている。
会では、同法務局の吉川葉子・人権擁護委員らが
女子高生や女子大生の約3割が交際相手から暴力を受けている実態や、発生理由を説明。
「相手を支配したい気持ちを抑えられずに起きる」と話した。
また、国内では3日に1人がDVで死亡しているという話に、生徒は驚いた様子だった。
3年生の富田愛華さん(17)は「相手のことを思いやる気持ちが大切。
暴力以外に気持ちを発散させる方法を見つければ解決すると思う」と感想を話していた。【米山淳】
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