"これは 12歳の男の子の内臓をすべて取り出して火葬場に連れて行く場面です。 この実験は麻酔をせずに行われました。"
4日午後、第2回ハルビン韓国週公式行事の一環として行われた日本関東軍 731部隊蛮行展示館参観イベントで、
韓国人訪問団はガイドの実感溢れる解説を聞いて、過去の日帝の残酷な蛮行に嫌悪感を催した。
この解説の主人公こそが朝鮮族ガイド林花(23)さんだ。
1936年から活動を始めた 731部隊は、
日本が降伏した 1945年まで 10年にわたって韓国人を含む中国人とロシア人など 3千名を生体実験の材料(マルタ)として犠牲にした。
林さんが言及した 731部隊の生体実験の種類だけでおよそ 30種類余りに達した。
林さんの解説の一言一言は直ちに観覧客たちから "あ.."という歎息を催した。
陣列館の中に存在する歴史は林さんの口を通じて初めて新しい生命を得ていたのだ。
そのせいだろうか、展示館として使われている当時の731部隊本部建物の入口には
'過去を忘れることなく未来の師匠としよう(前事不忘 後事之師)'という檄文が両方の壁面に刻まれていた。
韓国訪問団が展示館を訪れたこの日午後、
ちょうど日本人女性観光客 2人が中国人ガイドから熱心に説明を聞いている姿が目撃された。
林さんは"展示館を訪れる日本人の中には懺悔する人もいるが、
(731部隊の蛮行を) いまだに認めない人々もいる"と伝えた。
/連合ニュース (黒龍江新聞 2006年7月6日)
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http://www.searchnavi.com/~hp/chosenzoku/news3/060706-2.htm より一部省略