ドミニカ移民に一律300万「見舞金」支給へ
読売新聞 2006年7月6日 23時2分
政府・与党は6日、ドミニカ共和国への移民問題に関して、移住者1人あたり
一律300万円の「見舞金」を支給する方針を固め、最終調整に入った。
与党はワーキングチームを設置し、秋の臨時国会で議員提案による時限立法として
成立を目指すことを決めた。
超党派の「ドミニカ移住者問題解決を進める議員懇談会」(会長=尾辻秀久・前厚生
労働相)が同日、法案骨子を発表した。
法案骨子では、見舞金について、
〈1〉1956年7月〜59年9月に日本から移住した人や、その遺族約1300人に
一律300万円を支給する
〈2〉死亡した移住者については、遺族がその権利を引き継ぐ――としている。このほか、
東京地裁に訴訟を提起した原告の移住者は、裁判費用など多額の出費をしたとして、原告
の大半が加わっている日系人協会に「補償」を行うことも盛り込んでいる。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20060706it16.htm