首相が「遺憾の意」表明へ ドミニカ訴訟、和解図る
政府は4日、ドミニカ共和国への日本人移住者が国に損害賠償請求した訴訟に関し、
小泉純一郎首相が移住者代表に直接「遺憾の意」を表明した上で、原告約170人を
含む全移住者約1300人を対象に1人当たり数百万円の実質的「補償金」
を支払うことで決着させる方針を固めた。
また日系人団体への計数億円規模の「団体加算金」支給を含む総合的な支援策を
移住者側に提示する方向で調整しており、最終的には原告団の理解を得て東京高裁
への控訴取り下げによる「和解」を目指す。ただ移住者側の政府への不信感は根強く、
なお曲折も予想される。 (共同通信) - 7月5日2時9分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060705-00000008-kyodo-pol