小泉首相は26日、「8月15日に靖国神社に参拝する考えがあるのか」とする質問に対し、
「沖縄の戦没者追悼式に出席したが、遺族代表で、今後も靖国参拝を継続していただきたいという
あいさつがあった」と紹介したうえで「そんなに争点化しなくてよいでしょう」と語った。
首相官邸で記者団に語った。
首相はこれまで、自らの靖国参拝について「適切に判断する」と語ることが多かった。
遺族代表のあいさつを受ける形で、自らが自民党総裁選で公約に掲げた8月15日も含めて
任期内に参拝する考えを示唆したものとみられる。
一方、自民党の中川秀直政調会長が23日に国家公務員宿舎などを取り壊し、隣接する
千鳥ケ淵戦没者墓苑を拡張するよう首相に提案したことについて、「政府の土地があれば、
公園にして皆が喜ぶのであれば、それでもよいじゃないか。よく検討して下さいと(指示した)」と説明した。
http://www.asahi.com/politics/update/0626/005.html