あるAnonymous Coward曰く、"6月21日のITmediaニュースにあるように、ソーシャルネットワーキングサービス
mixiで、「『ぼくはまちちゃん!』という日記に絶対にコメントしないで」と注意を呼びかける、チェーンメールならぬ
「チェーン日記」が広がった。
「ぼくはまちちゃん」という名称はこれまでにも、mixiの脆弱性を突いたCSRF攻撃の事例として知られている。
このチェーン日記の文面は、そうした攻撃がまた起きているかのように思わせるため、リアリティをもって受け止められ
連鎖が広がったようだ。
いぬビーム: チェーンメールの発生経緯 によると、実はこのチェーン日記の発生源はそのはまちちゃん張本人の
日記(要mixiログイン)だという。元の文章を見るに
これはワームというウイルスで、その日記にコメントすると自分の日記にも自動的に同じ内容の記事が投稿される
そうです!その結果、それを見た他のマイミクさんにも、どんどん感染していきます!まるでチェーンメールのように
悪質です!!その上、メールや本名などの個人情報が漏洩するそうです! とても不気味です…!
と書かれており、さらに、
ですので、他のマイミクさんに (できれば全員に!) ぜひ伝えてください!お願いです!
と書かれていた部分を真に受けた人により、コピーされて広がったようだ。 ITmediaの記事によれば、21日昼の
時点で7000件ほどの日記にコピーされているという。
なお、この日記の内容が全くのデマかというとそうではなく、「特定URLをクリックすると自動的に同じ内容の記事が
投稿される」という事態は18日の深夜に本当にあったようで、mixi運営事務局がその事実を認め、プログラムの
修正をしたとアナウンスしている。
なお、元の文章に まるでチェーンメールのように悪質です!! とあるように、この日記を書いた本人は元々ネタと
して書いていたようだ。内容にリアリティがありすぎたという事だろうか。
http://slashdot.jp/security/article.pl?sid=06/06/22/1952246&from=rss