サッカーワールドカップ(W杯)のイングランド―スウェーデン戦が行われた西部ケルンで、地元警察は20日夜、
競技場内外で酔って暴れるなどした計50人の身柄を拘束した。開催国ドイツと英国のフーリガンは暴力的な傾向が強いことで知られ、
両者の衝突を懸念する独警察は、英国警察と共同で警戒を強めていた。
警察によると、拘束されたのは英国人5人とドイツ人45人。英国人は競技場内で大量にビールを飲んで暴れ、
ドイツ人は観戦後レストランなどでけんかをし、警察官にビンを投げつけるなどした。
中には独警察がフーリガン認定をしたドイツ人も数人含まれていたという。
この日、英国からは数千人のファンがドイツに入国。警察は武装警官も投入して警戒に当たっていた。
http://www.asahi.com/international/update/0621/007.html