「戦後、海外に流れた皇室の巨額資産を融資する」といわゆる“M資金”の融資話をタネに、
埼玉県川越市の著述業者ら2人が約10人から保証金名目で約3億円をだまし取っていた
疑いのあることが20日、わかった。千葉県警成田署は同日午後、2人を詐欺容疑で再逮捕し、
全容解明を進める。
2人は、川越市、著述業中島正人(74)、千葉県成田市、造花店経営成毛節子(66)
両被告(詐欺罪で起訴)。起訴状などによると、両被告は2004年9月、成毛被告の
知り合いの成田市内の中小企業経営の夫婦に「国が表に出せない特別資金がある。
無利子で10億円融資する」と架空の融資話を持ち掛け、保証金名目で計4回にわたって
現金計約4000万円をだまし取った。5月18日、詐欺容疑で逮捕されていた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060620-00000407-yom-soci