AppleInsiderによると、UBS Investment ResearchのBen Reitzesというアナリストが、
「Appleが来年1月のMacworld Expoで、NAND型フラッシュメモリ搭載の超軽量マシン
("ultra-portable PCs")などを発表する可能性がある」とのレポートを公開したそうです。
同氏は独自の調査を踏まえ、「(NAND型フラッシュメモリとハードディスクの両方を搭載する)
コンボドライブを積んだラップトップや、ウルトラ・ポータブル(NAND型フラッシュだけでHDDは
なし)が、MacWorldに間に合うようにリリースされる可能性がある」としているそうです。
なお、このフラッシュメモリはIntel製になる模様。
フラッシュメモリとHDDを組み合わせ、アプリケーションの起動やデータのやりとりを高速化
しようというハイブリッド型のディスクは、この5月にSamsungが発表していました。
また、現在Mac向けにCPUを供給しているIntelは、昨年11月にMicron Technologyと提携し、
Apple Computer向けのNAND型フラッシュメモリ製造に乗り出すと発表していました。
また、今年3月のIDFでは、新しいノートPC向けのプラットフォーム「Santa Rosa」に
フラッシュメモリを組み込むことを明らかにしていました(Santa Roseは2007年前半に登場予定)。
アナリストのBen Reitzesは、こうしたポータブル製品が登場によって、Appleの第三四半期には
Macの売り上げが前年比5%増加するとの予想を示しているそうです。
一部では以前から、「MicrosoftのOrigamiと同程度の大きさのマシンを、
Appleが開発するのでは」という噂がでていましたが、このアナリストの話もその流れにあるのものかもしれません。
そーす
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