NHK子会社のNHKエンタープライズ(NEP)は十五日、外部契約スタッフが
ドラマロケの撮影協力費として支払った現金十万円が暴力団関係者に渡っていた
ことが分かったと発表した。
NEPは、外部スタッフの管理監督に問題があったとして十四日付でドラマの
エグゼクティブプロデューサーをけん責、ドラマ番組部長と常務の二人を訓告処分とした。
今年二月、東京・歌舞伎町での撮影協力費として暴力団関係者に現金を
支払ったと一部週刊誌が報じたことを受け、NEPが警視庁に相談。
今月、警視庁から「金は暴力団関係者に渡っていた」と連絡があったという。
NEPの板谷駿一社長は「外部スタッフが独断で行ったとはいえ、結果として
暴力団関係者に渡ったことについては重く受け止めており、再発防止の取り組みを
強化している」と話している。
http://www.daily.co.jp/newsflash/2006/06/15/216890.shtml